2005年 5月 5日 (木)
■ スーパー転じて介護施設 いわて生協がコープ天昌寺店の店舗を活用
コープ介護・福祉センターに生まれ変わる旧コープ天昌寺
いわて生協(池田和昌理事長)は、福祉事業・介護保険サービスを新たに開始する。3月に閉店したコープ天昌寺の店舗にコープ介護・福祉センター「あい」を開設。5月9日からサービスを提供する。同生協は、コープくらしの助け合いの会(会員約950人)など相互扶助の福祉活動を継続してきた。池田理事長は「生協は班を通して地域との交流を深め、生協イコール安心というイメージもしっかりしてきた。その期待にこたえるため、生協ならではの活動をしていきたい」と話す。
実施するサービスは居宅介護支援(ケアプラン作成)、訪問介護(ホームヘルパー派遣)、福祉用具貸与(レンタル・販売)の三事業。介護・福祉相談窓口(無料)を開設し、利用者の悩みや希望を聞きながら、必要に応じてサービスを紹介する。
サービス開始を目前にした4月25日、同天昌寺店で介護保険シンポジウムが開かれ、同生協福祉関係者や民生委員ら約40人が参加。池田理事長が決意表明し、「福祉活動は、それ自体が生協の活動の一つ。地域社会の中で人間らしい暮らしをしていけるような支援をしていきたい」と述べた。
介護・福祉センターのスタッフは職員、ケアマネージャー、ホームヘルパーの合わせて11人。センター2階に相談窓口などの事務所を開き、1階では福祉用具の展示・レンタルをする。おむつや肌着、食器など生活補助具の販売もする。
全国の生協では約3分の1が介護保険サービスを実施しており、その数は年々増えているという。いわて生協福祉事業準備室の桜井虎志郎さんは「助け合いの会は多くの方に利用いただいているが、介護保険の分野になると要望にこたえられない場合もあった。事業を始めることで、組合員や多くの市民に役立つことができれば」と話していた。
サービス提供地域は当面は盛岡市内だが、今後、広げていく予定という。同生協組合員以外の人も利用できる。
問い合わせは、コープ介護・福祉センター「あい」電話643−9131、ファクス643−9138まで。相談窓口の受け付けは午前9時から午後6時。
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