2005年 5月 9日 (月) 

       

■ 〈美術〉見えた光 阿部幸子さんが展示会

     
  阿部幸子さんと「昇」(パステル)  
 
阿部幸子さんと「昇」(パステル)
 
  阿部幸子展が11日まで、同市みたけ3丁目のアトリ絵カフェ・モンラパンで開かれている。盛岡市桜台の阿部さんが制作した油彩やパステル、七宝額など13点のほか、七宝アクセサリーなどが展示されている。

  昨年制作したパステル画「昇」は、県芸術祭で入選した作品。2000年に父親を亡くしたことで、自身についても「ある程度悟らなければいけない年代になった」と実感。「社会を転がりながら歩いているうちに、光が向こうの方に見えてきたという感じ。昇天する途中のイメージ」を表した。

  初めて油彩に挑戦した抽象作品「幸」(1997年)も同祭で入選。当時通っていた絵画教室の窓から見えた夕焼けと、三陸の岩のイメージを重ね、多彩な色を重ねて幸せな雰囲気を表現した。

  今展はテーマを決めずに、自身の名前だけをタイトルにした初めての個展。30年以上のキャリアを持つ七宝作品と、その技術を磨くために9年前から始めた絵画には、その時々の思いが込められている。これまでの作品に向き合うことで、自身がこれから進むべき道を見付けられるのではないかと思っている。

  午前10時から午後6時まで。木、金、祝日は定休。住所は同市みたけ3丁目10の5、電話番号は019−641−4113。駐車場あり。

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