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余湖明智さん(左)と新奈さん、加村充さん |
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米国製家具のリサイクル専門店、Recoltz(レコルツ)が12日、盛岡市高松2丁目にオープンする。米軍や大使館などからの払い下げの高級家具を修繕して販売する。米国製家具のリサイクル専門店は県内で初めて。
店の敷地は約140平方メートル。店舗面積70平方メートルで倉庫面積が約70平方メートルある。4月に開店したカフェ「カム・オン」のほぼ斜め向かい。経営するのは秋田県出身の余湖明智さん(32)。盛岡市出身の妻、新奈さん(32)と市内在住の新奈さんの弟加村充さん(21)と3人で店舗運営に当たる。
余湖さんは3月まで仙台市内の専門学校で簿記・経理などの講師をしていた財務の専門家。以前からものづくりが好きで、ホームメードなどに関心を寄せていたという。「ちょうど1年前にある雑誌の記事を見て米製家具の販売に関心を持った。使用された家具だが少し修理すれば何十年も持つ。何とか仕入れて販売したかった」と、店舗経営への動機を語った。
開店までの約1年間で仕入れ先のルートを見つけ出した。沖縄、岡山、神奈川から約200点ほどを仕入れた。米軍基地、大使館などで使用された50年代から80年代の木製中心の家具類。その間、修理の講習などを受けて今では1台の引き出しを3台のテーブルに作り直す技術まで習得した。
「米製家具のほとんどはカエデ、チークなどの木を使用している。合板はない。修理も部分的。骨格がしっかりしており本体は100年以上も使用可能。テーブルに作り直せるのも合板でないから。米製家具は長持ちする。良い家具は孫に伝える。リビングを大切にする米国民の考え方による」と話す。
店内にはソファ、いす、テーブル、チェスト、ライティングデスク付き収納棚、小物など常時100点が並ぶ。価格はいすで1万円以内、ソファで3、4万円、チェストで5、6万円ほど。ドレクセル、トーマスビルなどブランド家具も7万円前後の価格。
余湖さんは「手で触ってもらえれば素材の厚さ、素晴らしさが理解してもらえるはず。当店では買い上げ家具のアフターサービスも行う」と販売姿勢を示す。新奈さんは「徐々に米製家具の良さが身に染みて感じてきた。ぜひ多くの方に利用してもらいたい」と内助の功を見せる。充さんは「面白い。頑張りたい」と張り切る。
余湖さんは「1号店を成功させ、多店舗展開ができれば。良いモノを安価に販売して採算ラインに乗せたい」と話していた。
営業時間は午前11時から午後7時。定休日は木曜日。電話661−5044、レコルツまで。
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