2005年 5月 12日 (木) 

       

■ 〈美術〉ソムリエの立ち姿を連想 15人の人形展

     
  kaiさんの「sommelli−ex」  
 
kaiさんの「sommelli−ex」
 
  「なんたら・へんたな−それぞれの『かわいー!!』造形」展が21日まで、盛岡市菜園2丁目のギャラリーラヴィで開かれている。今展は、同ギャラリーが主催する初めての人形展。縦、横、幅が各20センチまでという規格の中で、県内で活躍する作家ら約15人が人形作品を出展している。

  浅倉伸さんは「冷たい炎」を出展。オレンジ色の下地に4組の小さな目玉を配置し、それぞれの顔をつなげた。細密に描き込まれたしわや凹凸が独特の雰囲気を表現している。

  kaiさんの「sommelli−ex」は、人形に見立てたソムリエナイフと木片を組み合わせた作品。身の丈に比較すると大きなコルクを「よいしょ」と持ち上げているような姿を想像させる。

  鎌田紀子さんはピーナツを素材にした作品を出展。殻をそのまま使って、木で作った顔と手足を取り付けたものや、殻の上に白い粘土をかぶせて女性の裸体にした「トルソ」などを展示している。

  斉藤桃子さんはさまざまな色のフェルトを組み合わせて動物の形にした作品を出展。阿部自さんの作品「お供え物」は、多彩な形の紙粘土の人形に、鮮やかなアクリル絵の具で彩色している。

  今展は、22日まで県立美術館で開催されている「アンテスとカチーナ人形」展に触発されて、同ギャラリー主宰の川口直子さんが企画。川口さんは「それぞれの作家が、自分の中に持つ人形のイメージを、どんな形で表現するのかを見るのも楽しみの一つ」と見どころを語る。

  午前11時から午後6時(最終日は同5時)まで。日曜日は休廊。

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