2005年 6月 4日 (土) 

       

■ 〈写真〉時田克夫さんは「鷹」を出品 写真集団いわて作品展

 
     
  時田克夫さんの「鷹」(5枚組)から親子を撮影した1作品  
 
時田克夫さんの「鷹」(5枚組)から親子を撮影した1作品
 
   写真集団いわて(小野智保代表)の05作品展が、盛岡市中央通のエスポワールいわてで5日まで開かれている。会員14人が、自然や風俗、人物などを被写体にした連作を発表している。
 
  同グループは1963年に結成され、県写真連盟の母体になるなど、本県写真界をリードしてきた。

  本展では、それぞれが5点1組の組写真を発表。カラー、モノクロともアングルや構成を吟味し、個々のテーマを表現した。

  今春、環境大臣賞を受賞した時田克夫さん(遠野市)は「鷹(たか)」と題した作品を発表。木の上の巣にレンズを向け、親子の様子をとらえた作品など、一瞬のシャッターチャンスをものにしている。

  寒立馬(かんだちめ)を被写体にした石母田四郎さん(盛岡市)の「尻屋岬の悍馬(かんば)?たち」、早春の沢内村を取材した熊谷昭之輔さん(同)の「雪深き里」など、撮影者の視点・感性が生きる作品が目立った。

  小野会長は「(撮影)現場で思い通りの写真が撮れないこともあるが、どのように機転を利かせ、発想の転換を図るかが大事。経験を積むことによって可能になってくる」と話す。

  世の中はデジタルカメラ全盛。本展の作品にもデジタル処理など新しい試みが見られるが、「写真を通して社会に貢献したい」という結成当時の志は変わらないという。

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