簗川ダム建設に伴う一般国道106号簗川4号トンネルの貫通式が2日、盛岡市簗川地内の現地で開かれた。同ダム建設に関連する最後のトンネルの無事貫通を祝うとともに、残り工期でも無事故無災害を達成することを誓い合った。
貫通式には簗川ダム建設事務所と、施工を担当した佐藤工業・菱和建設特定JVなど工事関係者ら約60人が参加した。
同事務所の豊島和美所長が発破のスイッチを押し、無事貫通が確認されると、参加者一同で万歳三唱し貫通を喜んだ。豊島所長と佐藤工業東北支店の迫田純一副支店長らが通り初めを行い、貫通点でがっちりと握手を交わした。
豊島所長は「近隣住民や交通への配慮がなされた施工が行われ、感謝している。今後も安全に全工程が終了することを期待する」とあいさつ。
迫田副支店長は「騒音や振動、濁水流出など各種対策を講じながら、本日を迎えることができた。残り工期でも無事故無災害を目指す」と誓った。
同トンネルは延長194メートル、幅員7・0(12・75)メートルで、内空断面は84・05平方メートル。築造工事には04年10月中旬に工事着手し、NATM工法で掘削してこのほど貫通。今後は覆工コンクリートなど残工事を進め、今年10月上旬までを工期とする。以降は、舗装や照明工などを実施していく。
施工においては、国道106号を通過する車両への対策や、防音扉の設置などで騒音・振動の軽減を図り、近隣にある中村地区の集落に対する影響を避けるなどの配慮がなされた。終点側坑口付近における中間沢部の低土被り部の施工においては、切り羽崩壊の危険性を掘削補助工で対応するなど、高い技術水準で課題をクリアしている。
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