2005年 6月 10日 (金) 

       

■ 〈美術〉小笠原雄大さんが初個展

     
  小笠原雄大さんの作品  
 
小笠原雄大さんの作品
 
  盛岡市の小笠原雄大さんの初めての個展が12日まで、同市南仙北1丁目の岩手三菱自動車本社ショールームで開かれている。新風舎主催の第1回ポストカードブック大賞で大賞を受賞し、同社から「えがおのじかん」を発刊した小笠原さん。今展ではその原画と近作を合わせて30点以上の作品が展示されている。

  鉛筆のような筆跡を出せるダーマトグラフという画材を使用して絵柄を描き、コンピューターに取り込んで彩色した作品には、日本語と英語で文章を付ける。出展作品には、鉛筆で「どんな時でも笑顔は忘れないで」という一言を添えている。

  「私に咲く花はどんな色ですか?」と尋ねる、夢見るような顔の女の子や、「みんなからの独立」と氷山の頂に立つ、満足顔のアザラシ。「いつでも自由に飛べるんだよ」と、青空を飛び回る鳥の子供たちなど、作品は多彩。

  「大人も守る警備隊」は鳥の手綱を引いて、さっそうと大空を行く女の子の姿を描いた作品。守る対象であるはずの子供に、大人が支えられていることは多い。2人の子供の父親でもある小笠原さんの、育ってゆくものへの温かいまなざしが感じられる作品が、会場を彩っている。

  午前9時から午後7時まで。



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