2005年 6月 12日 (日) 

       

■ 手彫り家具の楽しみ 朴の木会工房の一戸さんが母娘展

     
  一戸陽子さん(左)と新井田由加さん  
 
一戸陽子さん(左)と新井田由加さん
 
  盛岡市加賀野1丁目で「朴(ほお)の木会工房」を主宰する一戸陽子さんと、娘の新井田由加さんの木彫母娘展が14日まで、同市中央通1丁目のエスポワールいわてで開かれている。親子での展覧会は今回が初めて。2人が製作した木製のインテリアや小物など約70点が展示されている。

  一戸さんが木彫を始めたのは約40年前。最初の10年間は、一緒に習い始めた姑が彫った作品への塗りを主に担当。その後は彫りを自分でも行うようになり、約20年前からは東京に通ってデザインを勉強した。

  一戸さんの出品作の中で最大のものは飾り扉。周りはカツラ、彫りを入れた中の部分はホオノキを使用し、ステンドグラスを組み合わせた。同市本町通のステンドグラス店「趣存」の村上成夫さんの協力を得て、作品を完成させた。

  「木彫に必要なのは力ではなく、根気だけ」という一戸さん。「彫っているときは無心になれる」ところが魅力になっている。

  生まれたときから木彫に囲まれて育ったという新井田さん。自身が木彫を始めたのは14年前。生まれたばかりの息子にいすを作ったことがきっかけ。それからどんどんアイデアが生まれ、多彩な作品を製作するようになった。常に母とは違ったデザインを追求している。

  今展にはホオノキを使って、白とグリーンで染め分けたベンチを出品。外国のインテリア雑誌で見たトウ製のものからイメージを膨らませ、約5カ月をかけて仕上げた。持ち運びやすいように3つのいすに分かれるように工夫した。

  このほか、今展には小学校5年生になる新井田さんの娘、彩さんの木彫作品も展示されている。

  午前10時から午後5時(最終日は同4時)まで。

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