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宮城県の金華山の灯台を描いた作品 |
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盛岡市西青山の吉田教子さん(77)の「灯台を描く」展が15日まで、同市材木町の岩泉純木家具盛岡ショールームで開かれている。東北地方の灯台を描いた、2003年から04年までに制作した新作8点が展示されている。
山形県酒田市にある日和山の灯台は、最上川の河口にあるもの。「北前船のころ、京からの文化を運び、山形の紅花、庄内米を京、大阪に運んだころからの木造のものが、近年復元された」と吉田さん。友人から贈られた観光パンフレットを基に制作した。
宮城県の金華山の灯台をモチーフにした作品には、その下に集まるシカの姿も配置。自身は訪れたことはないが、旅行した嫁から「シカがあまりにも多くて怖くなって、神社まで行けなかった」という感想を聞いて、イメージを膨らませた。画面には親子らしいシカや、立ったりうずくまって休んでいたりと、かわいらしいしぐさのシカの姿が描かれている。
灯台をアップでとらえた作品だけでなく、海や湾を通して見たものや、地形の面白さとともに描いたものも。宮古の海の波打ち際から灯台を遠望した作品では、幼いころの子供たちを連れて何度も訪れた思い出を込めて表現。青い海と白い灯台、色とりどりのパラソル、楽しそうに遊ぶ親子の姿を鮮やかに描き出した。
小学生のときに習った「灯台守りの歌」が、今でも懐かしく思い出される。「近年は無人の白いコンクリートの灯台になったが、その光は船にとって大切なものであり、その景色はわたしたちをほっとさせてくれます」と言う吉田さん。それぞれの灯台を柔らかな色彩で彩った作品が、訪れる人の目を楽しませている。
午前10時から午後7時まで。木曜日は定休。同市本町通1丁目の喫茶ママでは15日まで、近作展を開催している。
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