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阿部長次郎さんの「山麓の雪(滝沢)」 |
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盛岡市の阿部長次郎さんと小澤行子さんの二人展が30日まで、同市本宮4丁目のカフェ・クリンゲン・バウムで開かれている。同じ水彩画のサークルに所属する二人が、今回初めて二人展を企画した。阿部さんの油彩8点と小澤さんの水彩12点が展示されている。
阿部さんは県内の風景画を中心に出展。今年の冬に描いた「山麓(ろく)の雪(滝沢)」は、冬の岩手山を遠望した作品。画面手前に配した樹木と静かな冬空、秀麗な山の形が画面を彩っている。
長く写真を撮影してきたため、構図にはこだわる。現地でスケッチを始める前に、油性ペンで長方形の枠を取った透明なアクリル板を使って、構図を決める。スケッチと現地で撮影した写真を基に、自宅に帰ってキャンバスに向かう。奥行きやバランスに注意しながら、イメージを膨らませて制作している。
小澤さんは花をモチーフにした作品を中心に、水彩画を出展。自宅の庭に咲いた花や、友人から贈られた花をさまざまにアレンジ。淡い色で全体を彩色して、次の日にもう一度見て、直しを入れる。一つの作品を完成まで大事に育て上げている。
水彩画を始めて10年ぐらい。若いころは強烈な色合いを求めて油彩を手掛けたこともあるが、今は水彩の「ほわんとした安らぐようなイメージ」に引かれる。見る人と自分自身が癒やされるような水彩画を描きたいと思っている。
全作品は16日ごろに入れ替える予定。午前11時から午後9時(ラストオーダーは同8時)まで。月曜日と第3金曜日は定休。同市本宮4丁目20の6、電話番号は019−656−5606。
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