2005年 6月 16日 (木) 

       

■ 〈風まかせ〉113 佐々木康宏 さわやかな朝の風運ぶ

     
   
     
  「あさかぜ」は最盛期には東京〜博多2往復、東京〜下関1往復の運転となった。しかし全区間新幹線と並行することや、全体的な寝台特急の利用減少もあり、本流の博多あさかぜは1994年廃止になった。1986年に食堂車の内装を変えたり、個室寝台を増やしたりしたグレードアップ編成を投入したのだが…。

  残っていた下関行き「あさかぜ」も「さくら」とともに今年3月の改正で廃止となった。
  「あさかぜ」は夜を徹して走り朝のさわやかな風とともに目的の駅に滑り込む。マークのデザインも風をイメージしたものだ。

  さて「あさかぜ」には機関車にけん引される客車なのに、電車のように屋根にパンタグラフを載せたユニークな車両が編成、中ほどにあった。全区間電化区間を走行するので、架線から電気を取り込み、編成内で使う電圧に変換して給電していた、変わり種の客車があった。  (佐々木康宏) 

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします