2005年 6月 17日 (金) 

       

■ 通りすがりの若い女性も思わず振り向く 100円ショップ店頭で野菜

     
  店頭で野菜類を販売している100円ショップのキャンデー大通店  
 
店頭で野菜類を販売している100円ショップのキャンデー大通店
 
  盛岡市大通2丁目にある100円ショップのキャンデー大通店(阿部レユ子店長)は、店頭で野菜や果物を販売している。100円均一ではないが、品選びの感覚は他の100円グッズと変わらず、商店街のメーンストリートに登場したミニ八百屋の風景も新鮮に映っているようだ。

 店は5年前、北上市に本社のあるワールド企画(村田守男社長)の直営店として開店。野菜や果物類などを本格的に扱うようになったのは今年4月から。

  店頭にはピーマン、ニンジン、ダイコン、ホウレンソウ、レタスやトマト、イチゴ、リンゴ、パイナップルなど日替わりで新鮮な野菜・果物類が並ぶ。値段は50円から100円、200円、300円とまちまち。県内産を中心に茨城、群馬産などが顔をそろえる。

  阿部店長は「これまで当店の地下でタマネギやジャガイモ程度の野菜を販売していた。少しずつだが固定客も付き始めた。店頭で本格的に販売を始めたのは大通3丁目のJAいわての産直サンフレッシュ大通店が閉めてから。いつも買いに来る客から店頭で販売したらとアドバイスを受けた」と店頭販売のきっかけを語る。

  阿部店長は本社からも全面協力を取り付けた。本社で仕入れ担当者が卸市場などから仕入れし、北上市内の店舗と大通店に配送する。当初は100円ショップで野菜を販売することに違和感を覚える客も。しかし最近は近所の主婦や商店街勤務の女性のほか、近隣の飲食店の店主らも買いに来る。

  「毎日仕入れをする。値段はその日の仕入れ価格。100円の統一した値段では売れないが、安く仕入れれば破格の値段で出す。もちろん新鮮さを大事にしている。おかげでさらに当店のファンが増えた」と言う。

  最近は漬物も販売している。「神子田の朝市で販売している漬物。神子田まで買いに行けない客の要望で置いた。これも評判ですぐ売り切れになる日も」という。

  100円ショップはコンビニのチェーン店と同様、市内の各商店街やデパートなどに進出。県外大手同士の競争が激化している。阿部店長は「当店もチェーン店ではあるが地場企業。客の声をある程度、反映させられることができる。首都圏のローソンの新店舗では100円野菜を販売開始したようだ。形態は違うが当店の方が早いはず。今後も十分に地元の消費者の声を聞き店舗運営に反映させたい」と話していた。

  営業時間は午前10時から午後8時。無休

 


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