盛岡商工会議所の街づくり商業特別委員会(松本静毅委員長)、盛南・駅西口開発別委員会(小川惇委員長)の合同委員会が4日、盛岡市清水町の同会議所で開かれた。委員ら20人が出席し、06年2月に市南新都市(通称ゆいとぴあ盛南)に出店予定の「ホーマックスーパーデポ盛南店」問題について議論した。
大規模小売店立地法第8条の規定に基づき、県知事に対して意見書を提出する。意見書には青少年に配慮した防犯対策や営業時間の短縮、近隣の景観への配慮などを盛り込む。
同店はホームセンター大手のホーマック(本社・北海道札幌市、前田勝敏社長)の県内21店目の直営店。店舗面積は9674平方メートルで同社の東北エリアで最大規模。駐車台数は700台収容可能で2階建て。営業時間は午前7時半から午後10時(11月〜3月は午前8時から午後9時)。同社では4月末、大規模小売店舗立地法に基づき地方振興局に出店届け出した。意見書の提出期限は8月末まで。
委員会では数人の委員から「郊外の大規模店舗は最近特に犯罪の温床と言われている。大型店の出店には環境問題だけでなく青少年の健全育成を考え社会問題にも配慮が必要」と防犯対策を要望する意見が出た。
時間帯に関しては「市内でも大通や肴町のような商店街では夜遅くまでの営業が恒常化しているが、郊外では住宅もあり夜遅くまでの営業は控える必要も。早朝は良いだろうが、夜は騒音でうるさい」と、閉店時間の短縮が求められた。
同店立地予定地は原敬記念館南西側の商業業務施設用地。「駐車場が2階建てになると周囲の景観との調和が崩れる。文化施設の原敬記念館の存在も考慮して景観に配慮した外壁などにしてもらいたい」と景観との調和を強く求める発言も出た。
同法では環境や防災、交通、騒音などに対する調整事項が中心。松本委員長は「意見書は近々、改定され防犯に関する事項も盛り込まれるようだ。当会議所では率先して当事項も盛り込み県知事に提出したい」と話した。
小川委員長は「いずれ近隣には原敬記念館や本宮児童館などがあり景観の配慮は欠かせない」と話した。
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