2005年 7月 8日 (金) 

       

■ 工業と流通業務団体を開発へ 盛岡市上厨川地区土地区画整理事業

 盛岡市上厨川の市上厨川土地区画整理組合設立準備委員会(斉藤仁太郎委員長)は23日、組合設立の総会を開く。東北自動車道盛岡インターチェンジ南西に隣接する27・2ヘクタールを対象に総事業費47億6600万円を投じる。今秋の着工を予定している。地権者は128人。健全で良好な市街地の形成と企業誘致による地元住民の雇用確保を目的にしている。

 開発予定地域は同市上厨川字柳原、横長根、野子、川原、小荒川の一部で雫石川(南側)、国道46号(北側)、東北縦貫自動車道(東側)に隣接し交通アクセスに優れた地域。

  46号沿いのイオン盛岡SC(ショッピングセンター)や前潟ショッピングセンターを核に開発が進む前潟地区の商業ゾーンに接近しており都市生活の利便性も高い。現在は工業系企業、住宅、農地などが混在している。

  市では、開発地区は国土利用計画、盛岡都市計画でも流通、工業系の土地利用を図る場所に位置付けられ市街化調整区域だが開発自体は問題ないとしている。

  計画では開発予定地の59%に当たる16・1ヘクタールを工業系地区とし、工場、倉庫、事務所、店舗などの流通業務や事務所施設、17%の4・5ヘクタールは住居地域。ほかは道路や公園などに利用する。

  関係権利者を対象に意向調査を実施し約97%の同意を得ているという。移転に伴う補償費、設計・資金計画などの事業計画も審査を終了。調査・設計は県土木技術センター(佐々木立雄会長)。

  市産業部の喜多正敏部長は「企業の立地で雇用増が期待できる。地域の経済の活性化にもつながる」と期待を寄せる。

  同準備委員会の発足は1990年。斉藤委員長は「あしかけ17年かかったがここまできた。3月には具体的な事業計画を添えて正式な許可申請をした。岩手山が見え、雫石川のある自然に恵まれた地区の自然景観を生かしながら良好な市街地づくりを目指す」「この場所は工業系、流通系業務施設の適地。交通の結節点で東西南北どこへでもアクセス可能。設立総会から市内の企業や工場や物流センター、倉庫などに利用する企業などへのPRに努めたい」と話している。


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