2005年 7月 9日 (土) 

       

■ とんぼ玉や吹きガラスを展示 風林硝子工房

     
  小野寺和恵さんとガラス作品  
 
小野寺和恵さんとガラス作品
 
  滝沢村の風林硝子(ガラス)工房の「小さながらす展」が9日まで、盛岡市下太田のけたるで開かれている。小野寺周さんと和恵さん夫妻が、とんぼ玉や吹きガラス作品約130点を出展している。

  とんぼ玉は夏のイメージに合うような寒色系が中心。吹きガラスは気泡が入ったものや、ブルーやグリーンで彩色されたものなど、涼しげな雰囲気が印象的。表面にぽってりとしたナスの絵柄を描いたふた物は、砂を吹き付けて模様を出すサンドブラストという技法を使用。葉の緑色と、実の紫色を柔らかく浮き上がらせている。そのほか、周さんの母の絹さんの友禅染めの作品も展示されている。

  学生時代は鋳物に取り組んでいたという和恵さん。「色がほしい」という思いが、ガラスの道へ進むきっかけとなった。ガラスの世界では色の種類が豊富で、自由自在に作ることができるのが楽しいという。約1年前から製作を始めたとんぼ玉は、すべて和恵さんが担当している。

  盛岡市出身の周さんと和恵さんは青森県に居を構えて、それぞれガラス工芸に携わっていたが、2年前に江刺市の工房を借りて製作を開始。1年前に滝沢村に転居し、工房の本格的なオープンに向けて、現在準備を進めている。「日本の家や自然に合うような、和の雰囲気のものをつくりたい」と思っている。

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