北日本銀行(佐藤安紀頭取)は、法人向けの北日本銀行CLO(ローン担保証券)融資を実施する。東北で初の無担保による中小企業の市場資金調達で、地元中小企業の成長支援が目的。同行の新中期経営計画(05年4月〜08年3月)開始後の法人向け第1弾になる。本格的な融資戦略を開始する。
今回の取り組みは、中小企業金融公庫が昨年開始した証券化支援業務(買取型)のスキームを活用したもの。CLO融資は市場から資金調達を行い、無担保・第三者保証なしの融資。
信用保証協会を利用せず、中小企業向け債権プールの信用のみでの資金調達。同行では中小企業の資金調達チャネルの多様化、直接金融への第1歩と位置付け、積極的に融資活動を行う。
同行では現在、金利・貸付金額・貸付期間などの詳細を詰めており、8月中旬までには決まる。金利は2%台になる見込みで貸付金額は1件千万円から5千万円前後になる見込み。申し込み期間は9月からで貸付実行は12月の予定。
同行営業統括部営業企画部の小寺雄太主任調査役は「無担保・無利子の期間は3年から5年。市場から直接資金調達する私募債、公募債の一歩手前の資金調達で新中期経営計画開始の第1弾。詳細はこれからだが既に問い合わせも」と言う。
新中期経営計画で金融行政の転換やメガバンクの地方への拠点進出、リテール(小口取引・融資)マーケットの競争などを外部環境の変化としてとらえ、営業力強化を経営課題の中心に据えた。中小企業取引で約200億円増を目標としている。
小寺主任調査役は「当行の営業力と商品力を一体化して力を発揮したい。最低5億円は集めたい。いずれ第2、第3と商品開発し目標値をクリアしたい」と意気込みを見せている。
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