大きな地震の割りには、思いのほか被害が少なくてほっとしていましたが、実は意外なところに影響が出ていたのです。
地震から3日ほど経って、朝、起きた私は違和感を覚えてトイレに直行しました。がーん。便器の中には体の異変を示すものが。大腸がんかも…、とにかくただ事ではありません。
夫が医者であることを思い出して早速電話をして見ますが、むなしく呼び出し音がなるばかり。仕方が無いので、夫にはメールで伝えておいて、すっかり病弱な人の気分で、朝食もそこそこに役場に出勤しました。
仕事もうわの空で、入院、手術、そして最悪の結果を想像して遺書の中身など、どきどきしながら考えていました。
9時過ぎに夫からのメール。「とにかく週末宮古に戻って。検査してみるから」。やっぱり!今まで病気らしい病気もしないで生きてきたけれど、もう、だめだ!
週末、初めての里帰りは暗ーいものでした。もし私が不治の病なら、単身赴任してる場合じゃないし、残された人生、夫婦一緒に過ごすべきじゃないかしら。だから、もし、がんの場合には、就任したばかりだけれど、潔く辞めて、宮古に戻ろう。
検査には、せっかくの休日をつぶして(すみません!)、K院長に出てきてもらいました(夫の病院は、個人開業から医療法人に衣替えし、元院長の夫は理事長に、元副院長のK先生が院長になっていました)。
「どうかな」と夫。「ウーン、特に病変は無いように見えますが…」とK先生。
ヘリカルCT、超音波検査、血液検査など考えられる検査はすべてしてもらいましたが、がんや、その他の病気の兆候は全く見られません。結局、(地震による)急激な精神的ショックによる、一時的な腸管出血だろうということになりました。私って意外とやっぱり、かなり、繊細だったんです!(滝沢村前助役)
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