2005年 7月 14日 (木) 

       

■ 未利用カード返却を 東北銀行がキャンペーン

     
  東北銀行で始まったキャッシュカード解約キャンペーン  
 
東北銀行で始まったキャッシュカード解約キャンペーン
 
  東北銀行(浅沼新頭取)は、犯罪予防や個人情報保護のために、利用しない既存キャッシュカードの解約キャンペーンを開始した。既存のカードで財布やたんすにありながら、ほとんど使用しなかったり、今後も使用しないカードを窓口で解約し、偽造カードなどの悪用を未然に防ぐのが狙い。

  最近、盗難、偽造などカードに関する事件が多発している。手口も高度化しており、新種のカード偽造は後を立たない。同行ではカードの暗唱番号などの保護のため、左右、後ろの人の動きが見られるミラー設置や、カード利用のとき注意を喚起するための画面表示など対応策を講じている。
  一人で数枚カードを持つ人もいて、転勤の場合、移転地の支店に口座を開設し支店のカードを持つ人も多い。

  同行では積極的に防犯や個人情報保護のための対策を取ってきた。カードそのものの数を減らし、未然にリスク防止が可能かどうか、試験的に実施を開始した。4月から6月までの3カ月間、各支店の窓口で行員が顧客にほとんど使用しないカードの解約の声かけをした。

  その結果、290件のカード解約があった。同行広報担当者は「予想以上に解約件数が多かった。それだけ利用していないカードがあり、紛失したり盗難などで利用されたくない行動の表れ。持参してもらったカードは登録抹消後に裁断する。個人情報保護には万全な対応をしている」と言う。

  同行では3カ月の試験期間を終えて56支店・営業所にポスターを張り出し、キャンペーンの展開を開始した。同担当者は「必要なカードとそうでないカードの選別で利用者の管理も徹底する。今回の当施策はローテクだが、効果が上がり地域社会の安全に寄与できれば」と話していた。

  解約にはカードのほか届け印が必要。

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