2005年 7月 14日 (木) 

       

■ 俳句色模様 小笠原さんが「手毬歌」の原画展

     
  俳書集「手毬唄」で色文字の書を書いた小笠原芳清さん(原画展を開いているぼっち亭で)  
  俳書集「手毬唄」で色文字の書を書いた小笠原芳清さん(原画展を開いているぼっち亭で)  
  俳書集「手毬(てまり)唄」の出版を記念した原画展が、盛岡市材木町の喫茶ぼっち亭で30日まで開かれている。同書は本宮1丁目の俳人草花一泉(佐藤博)さんの句をぼっち亭店主の小笠原芳清(せつ子)さんが色文字の書で表現したもの。同書に収められた100句の中から40句と表紙の原画が展示されている。
  同書ははがき大に書かれた原画を掲載したもので、装丁上、用紙が縦長のものは縮小されている。店内では小笠原さんが書いたままの大きさで書面を見ることができる。
  絵が展示されているような店内。今展で見られる作品の中で、小笠原さんが特に気に入っているのは「まづゑくぼつくりてからのさくらんぼ」という。サクランボの色をした「さくらんぼ」の文字が大きく、「さ」の字は桜の花びらのようにも見える。「ん」の字は大きく緑や黄も混ぜ柄を表現。比較的早く思い浮かんでできたという。

  「チャグチャグ馬つこ青田の風を呼ぶ」はカタカナ文字をどう書くか悩んだ。「チャグチャグ」にはリズム感を生み、「馬」の字は今にも動き出しそう。苦心したが、出来上がりに満足している。

  草花さんから活字にされた100句を受け取った小笠原さん。イメージが膨らまず「巻物に100句を書いて、自分の字にして」からスタートした。赤や黄など明るい印象の色を好む作者らしい色に染められていった。

  作品の色でその句を好きになるという人もいて、小笠原さんを喜ばせる。もっと書道を教えるべきと話す小笠原さん。色文字作品を通じて、楽しんで毛筆を持つ人が増えることを願っている。

  ぼっち亭は電話652−7332。午前10時から午後8時営業で、日曜定休。

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