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加藤隆さんの「湧水」(玄武岩、ガラス、2005年) |
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盛岡市の岡田卓也さんと、東和町の加藤隆さんの二人展が7日まで、盛岡市大通3丁目の盛岡クリスタル画廊で開かれている。立体作品を中心に約45点が展示されている。
岡田さんは約10年前から取り組んでいる「積層」シリーズの新作約40点を出展。透明なアクリル樹脂を型枠に少しずつ流して固め、その層の間に油絵の具を載せて作品に仕上げたものが展示されている。
歴史や物事は、少しずつ積み上げられた層でできているというのがシリーズのコンセプト。これまでは作品を横から見せることで、それぞれの層を直接提示してきたが、今回は正面から見せることに挑戦。絵画的な平面の視点から見ることで、積層は直接目に見えない部分も含んでいるということを暗示している。
加藤さんは彫刻作品4点を出展。「湧水(ゆうすい)」は山をイメージしたという横長の玄武岩の下に、緑色の板ガラスを接着させた作品。まだ地面にわき出る前の、山の奥深くに確かに息づく水の存在を表現した。
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岡田卓也さんの「積層works2005」(アクリル樹脂、油絵具、2005年) |
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「鉄線」は花器シリーズに取り組んだ3作目の作品。出来上がった作品から、テッセンを生けると似合うかなと思ったという。上から見るとほぼ正方形に切り出した玄武岩を上下に配置。その間に、中をくり抜いて張り合わせた板ガラスを接着させた。
「タブロウゥ1」は加藤さんにとって初めての平面作品。にかわで溶いた土を一面に張り付けた縦画面に、玄武岩とガラスを組み合わせた四角形を配置。その部分は表面から8ミリしか高くなっていないが、実は土の下に厚さ約2センチ分が埋まっている。平面作品だが、立体と空間が感じられる作品に仕上げた。
午前11時から午後6時半(最終日は同5時)まで。火曜日休廊。
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