2005年 8月 3日 (水)
■ 台湾から交流団 漆と馬事文化をテーマに
岩山漆芸美術館で全龍福さんの制作現場を見学する羅東市の林聰賢市長(左)や羅東国際青年商会のメンバー
盛岡青年会議所(川村勇司理事長)と姉妹提携している台湾の羅東国際青年商会(黄信東会長)のメンバーの一行と羅東市の林聰賢市長夫妻が先月31日から2日まで盛岡市を訪れ、岩手の経済や民俗文化に触れた。経済交流に関する意見交換や産業文化施設の見学、盛岡さんさ踊りの体験などを通して交流を深めた。
今回の交流は岩手の漆と馬事文化がテーマ。1日は同市の盛岡競馬場オーロパークや岩山漆芸美術館に足を運んだ。
美術館では漆芸の第一人者で、美術館立ち上げの中心となった全龍福さんが自らの作品を紹介。漆の魅力や岩手の自然、文化について語った。
岩手山を中心に雄大な自然と四季折々の伝統行事などを描き込んだ世界最大の漆芸作品「岩手の魂」の前では、夏の「舟っこ流し」にも触れ「先祖を敬う気持ちが込められた、わたしが最も好きな行事の一つ」と紹介した。
解説を聞いた林市長は「こんなに大きく素晴らしい作品を見たのは初めて。作品に込められた岩手の風景や民俗文化などについてもっと深く理解したいと思った」と感想を話していた。
盛岡青年会議所と羅東国際青年商会は姉妹団体として37年間、友好関係を育んできた。1年ごとにお互いの国を行き来し、地元の文化や産業を紹介する交流を続けている。
川村理事長は「同じ志を持った青年経済人が中心となり、民間レベルで交流を深めていくことは大きな意義がある」と強調。2度目の来盛という黄会長は「交流を通じてお互いを理解し文化や経済、教育などの分野を高めていきたい」と願っていた。
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