2005年 8月 4日 (木) 

       

■ 台湾からテレビ局クルー 現地の岩手物産フェアPR用に収録

     
  あさ開の地酒物産館でスタッフに取材する中天電視ディレクターの陳佩君さん(中央)  
  あさ開の地酒物産館でスタッフに取材する中天電視ディレクターの陳佩君さん(中央)  
  台北市内のデパートの新店舗開店に合わせ9月に、同店で岩手物産・観光フェア(仮称)が開催される。そのフェアへの誘客を目的としたPR番組制作のため、台湾のテレビ局クルーが県内で取材を進めている。1日は盛岡市内で、知事のインタビューを収録したほか、わんこそばや地酒、南部鉄器などの特産品を取材した。

  来県しているのは台湾を代表するニューステレビ局の中天電視のクルー。本県からの商品買い付けも担当している頂康国際有限公司の石崎隆博さんらがコーディネーターを務めている。

  同市大慈寺町の酒造会社・あさ開の地酒物産館では全国新酒鑑評会で12年連続金賞受賞の大吟醸や日本酒入りチョコレートなどの土産品を撮影。店頭でしぼりたての原酒を瓶詰めして販売する様子や観光客の反応などもカメラに収めた。

  県産品の台湾輸出について石崎さんは「農産物、水産物ともに素晴らしい素材がたくさんある。これまでPRが弱く、まったく手つかずの状態だっただけに潜在能力を秘めている」と評価。観光面についても「点在している良いスポットを線で結び、面に広げていくことが課題。行政にだけ任せる時代は終わった。民間がどんどん力を発揮すべき」と話している。台湾から日本を訪れる観光客は年間約100万人。うち5万1千人が岩手を訪れており、シェアは小さくないという。

  岩手物産・観光フェアは新光三越デパート信義店A4館が9月18日に開店するのに合わせて10月1日までの日程で開催する。同店や現地の貿易商社の主催。本県の協力で農林水産物や加工品の展示販売、観光情報の提供などを予定している。

  テレビ番組は岩手の物産と観光をメーンに紹介する特別番組で9月初旬の放映予定。毎回2分の番組を月曜日から金曜日まで連続放送し、毎日4回再放送する。

  県農林水産部流通課の高橋誠流通改善担当課長は「岩手の農林水産物を宣伝する絶好の機会。販売促進にも役立つはず」と期待している。
 



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