2005年 8月 5日 (金) 

       

■ 〈美術〉中村昌義さんが多・彩色版画展

     
  中村昌義さんの木版画作品  
 
中村昌義さんの木版画作品
 
  多・彩色版画展が11日まで、盛岡市菜園2丁目のギャラリーラヴィで開かれている。同画廊が企画した今展では、京都在住の中村昌義さんの木版画を中心に、18点の版画作品が展示されている。

  中村さんは1931年(昭和6年)生まれ。西陣帯地の製造企画の仕事をしながら、3年前から木版画を独学で開始。現在も趣味で続けているという。

  今展では3つの版を、さまざまな色彩で刷った作品を出展。同じ版とは思えないようなそれぞれの表情が、訪れる人の目を楽しませている。

  池面に浮かぶハスの葉と花を描いた作品では、鮮やかな色彩で刷ったものから、水面を黒、葉を灰色にしたものまで多彩。花心から薄くなっていく花びらのグラデーションまで繊細に表している。

  縦画面に大輪のキクの花をアップで描いた作品は、背景と花の色彩を変えて印象の違いを現出。赤の背景にピンク色の花びらが躍る作品は、若々しい華やぎをもたらし、落ち着いた黄色を背景に、ブルー系の色で花を刷った作品では、愁いを帯びた表情を表現した。

  そのほか、市内在住の美術家が同ギャラリーで制作した、謄写版の作品も展示している。

  午前11時から午後6時(最終日は同5時)まで。日曜日は休廊。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします