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遺骨収集の模様を写した写真展を説明する鷹觜さん
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盛岡市遺族会(山口九郎会長)主催の「異国で野ざらしの遺骨収集写真展」が7日まで盛岡市中ノ橋通のプラザおでってで開かれている。遺族会会員の盛岡市の鷹觜昌三さんが、厚生労働省主催の遺骨収集団で東部ニューギニアやロシアで作業にあたった際の模様の写真展。太平洋戦争で家族を亡くした遺族会の会員たちが手作りで企画した。戦後60年の節目に多くの市民に見てもらいたいと願っている。
写真展は鷹觜さんが02年にロシアのチタ州、03年にイルクーツク州、04年にパプア・ニューギニアで行った遺骨収集の模様を収めた58点をパネル展示している。シベリアではラーゲリで命を落とした抑留者の遺骨を、ニューギニアでは南方の戦いと飢えや病気に倒れた将兵の遺骨を発掘し、焼骨して供養したうえで日本に持ち帰った。鷹觜さん自身は東部ニューギニアのウエワクに出征した父を亡くし、面影をしのんで帰国した。
写真展にはその際の作業の模様や、発掘された遺骨、古戦場の模様などが鮮やかに写し出されており、60年前の悲劇を語りかけてくる。
鷹觜さんは「このような悲惨な写真を見て戦争はしてはいけないということを感じてほしい。今の若い人たちがこの写真展を見てどのように思うだろうか」と話す。一枚の写真には現地で拝むお年寄りの姿が映っており、鷹觜さんは「自分の部下や同僚が眠っているところで、埋葬されたところも分かっていた人だった。お菓子を持っていって泣いていた」と亡き戦友に祈る胸のうちを思っていた。
「シベリアは日本人墓地を掘ると2つ3つと骨が出てきたが、ニューギニアの場合は現地が分からなくて大変だった」と苦労を振り返った。
写真展は午前9時半から午後5時まで。
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