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出版記念祝賀会で壇上に並んだ執筆者10人 |
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1997年に県立学校を退職した元校長の有志が執筆した「古希の証言〜岩手の教育の森」が出版された。同期の戌亥(いぬい)会(安藤厚会長)に所属する10人が教育のこと、時代のことなどに対する思いをつづった。5日には金子彰吉県高等学校長協会OB会長が発起人代表となり、出版記念祝賀会が盛岡市内のホテルで開かれ、約160人が出版を祝い、出版にこぎ着けた有志をねぎらった。
執筆者は安藤会長のほか安部和司、池田友敬、小原皓司、佐久間研次郎、千葉仁、奈良憲光、横沢一男、吉田鵬次、鷲森瑞三の各氏。1934年から35年にかけて生まれ、97年に定年退職した親交団体戌亥会のメンバーから10人が担当した。退職10年と古希を記念して自費出版した。
40年近い教員生活の回顧や信念、人生哲学、70年という人生と時代とのかかわりなど、それぞれがそれぞれの思いを語っている。思い出を集めただけではなく、現職教員をはじめこれからの人たちにとって示唆に富む内容が随所に見られる。
祝賀会では、発起人の金子代表が「学校長として活躍してきたことが全文に表れ、素晴らしい出来だ。これを読むことによって大変な時代を過ごしてきたことが伝わり、われわれもしっかりやらなければならないと刺激する。じっくり見てもらい周りの子供たちに真実を伝えてほしい」とあいさつ。
安藤会長は「国民学校5年生のとき、日本が敗れて価値観が大転換した経験を持つ。それ以後は東西冷戦の代理戦争があり、55年体制の2年後ぐらいから教職に就き、55年体制の終わった2年後に退職した。生まれてから70年、ずいぶん重い歴史の中で自分の役割を務め過ごしてきた。教員を辞めたからもういいというのではなく、われわれはすぐ教壇に立てるようにと考えてきた10年だった。10年目の文章が後の方に役に立てばと思っている」と述べた。
発行は県高等学校長協会OB会・戌亥会有志。問い合わせは安藤会長(創玄芸術学園、電話621−2105)まで。
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