2005年 8月 12日 (金)
■ ライダーの目でシャッターを切る 盛岡市の小原さんが北海道絶景ロード写真集
小原さんの写真を収録した北海道絶景ロードセレクション
盛岡市の写真家小原信好さんの写真集「北海道絶景ロードセレクション」がネコ・パブリッシング(東京都目黒区)から出版された。10年間にわたり北海道をツーリングし、ライダーの目でシャッターを押してきた。「北海道にはもっと出会いたい風景がある。まだ見ぬ景色を求めて走り出そう。その道は全ての絶景へと繋(つな)がっているのだから」と読者を北国の旅に誘っている。
小原さんは1988年にバイクで日本一周したあと、地元タウン誌編集やアシスタントカメラマンを経て93年からフリーで活動。バイク雑誌などに北海道の取材写真を載せている。
「セレクション」は93年から2003年まで10年間かけて各地で撮影した写真を収録。日本最北端の湿原のサロベツ原野を振り出しに道内を一周して函館までページをめくることができる。サロベツ原野の緑、神威岬のマリンブルー、摩周湖の夕映えなどを満載。ポイントごとにカラー、モノクロ約100点を収録した。
「北の大地北海道はいつまでも自分のあこがれの場所であってほしいのだ。あこがれているおかげで毎年訪れても飽きることはない。空までまっすぐな道、緩やか丘を彩るさまざまな花、鮮やかに美しい青と緑が延々と続く」。ゆったりとした文体の小原さんのエッセーが旅心をくすぐる。
小原さんは「道をテーマにした写真集はあまりない。みんなの旅心を後押しするような本になってほしい。北海道はこの20年で一気に舗装化が進み、6年前に砂利道だったようなところも立派な国道になって見られなくなった景色も多い。写真プラス思い出の場所を加えた。旅に出ればどんなことがあるのだろうと感じてもらえれば」と話している。
A4判、定価980円。
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