「日本の次世代リーダー養成塾」に本県から派遣された受講者9人が8月30日、県庁を訪れて増田知事に活動の報告をした。
同塾は日本経済団体連合会の奥田碩会長を塾長に、昨年スタートしたもの。第2回となる今回は、7月27日から8月9日までの2週間、福岡県と佐賀県を会場に開催。全国各地の高校生160人が合宿をしながら、各界の著名人らによる講義を聴き、ディスカッションなどをしてきた。
盛岡一の八重樫泰希君(2年)は「人とのかかわり方やこれからの日本について本気で考えるいい機会になった。心の底から本音をぶつけ合える友達ができて幸せ。これから、仲間たちと共に一歩ずつ夢に向かって前進したい」と感想。
盛岡三の大橋慶太郎君(2年)は「ディスカッションでは自分の考えつかない意見が出たり、同じ高校生なのにすごいと思うことがあった。これから講義を聞いて感じたことを心に留めて、今回できた友達を大事にしていきたい」と話した。
平舘の太田代竜次君(2年)は「周りの人たちは積極性と自分の意見を持っていると感じた。自分は最初のディスカッションのとき1度も発言できなかったが、先生から何事にも疑問を持つことが大事で、それを調べると自分の意見ができると教えてもらった。本当に恥ずかしいのは、自分の意見を言えないことだと分かった」。
盛岡中央の大坪桃子さん(2年)は「講師の方々からたくさんの知識や考え方、価値観を多く吸収し、全国各地に大切な仲間ができたことは、これからの長い人生の大きな財産になったと思う。この良い刺激を風化させないために、自分が変わり成長しなければ。そのためには一つひとつのことに疑問、問題を見付けて、自分で考え行動する。いろいろな人の意見を聞き、相手の立場に立つ。生かされていることに感謝して、岩手や世界のために何かができる人間になりたい」と意欲。
盛岡一の平井遥子さん(2年)は「県に戻ってから自分にできることを探し、全世界の貧困を救うためのホワイトバンドプロジェクトへの取り組みを決めた。文化祭で行うことを提案して実施が決まった。貧困問題の解決には長い時間がかかるので、わたしたちの世代のアクションが必要だと思う」と、活動の成果を既に行動に移していることを発表した。
増田知事は「同じ年代の全国の高校生と知り合い、それぞれの分野の超一流講師の生の言葉に触れたことは、自分を磨くことになったと思う。この体温を持続させて、自分の思いをアクションとしてぶつけるのが大事。考えを組み立てて、外へ向けて意見を言い、皆をまとめて引っ張っていく自信に少しでもつながれば。失敗や挫折もあるかもしれないが、それを乗り越えていくたくましさを身に付けてほしい」と呼び掛けた。
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