2005年 9月 13日 (火) 

       

■ 〈チャグチャグ助役日誌〉21 熊坂伸子 住民懇談会1

 住民と直接接する住民懇談会を、わくわくして迎えました。

  ところが、あまり活発な意見が出ないものだなあというのが、最初の印象。住民の皆さん、予算が厳しい、補助金下げる、というシビアな話をしても、なんかおとなしい。紳士的。説明がうまくて納得してくださったと解釈するとしても、それ以外にも、要望・提言が少ないのは何故?住民がおとなしい地域性なのかな。あまり不満もないのかな?そう思って1回目の懇談会を終了しました。

  ある日、保育園で若いお母さん方と意見交換する機会がありました。私が村の保育行政などについてお話をした後意見交換するというものです。意見交換の時間は10分ぐらいで十分かと思っていました。

  ところが出るは、出るは、意見、要望、不満、提言、ありとあらゆる活発な声が若いお母さんたちの口から次々と…。時間を30分延長してもまだまだ物足りない様子でした。また、その勢いに、うれしい反面たじたじになった私でした。

  住民は言いたいことが無い訳じゃない。たくさんあるのだけれど、言う場所、聞く場所がないのだと思いました。

  思えば、住民懇談会は若いお母さんが子供を連れてこられるような場ではありませんでした。託児もやっていませんし、来てくれたところで話しやすい雰囲気だったでしょうか。

  保育園に行ったのは私一人だったから、気兼ねなく言えたのかもしれません。言い易い雰囲気作りが大事だと感じました。

  次の住民懇談会で、職員の堅苦しいスーツ姿がずらーっと並ぶのはやめて、上着、ネクタイ着用不可にして、少しでもカジュアルな感じで、いすは丸く並べて、上座も下座もなくしてやりましょうと提案しました。

  数年前、ノルウェーの男女共同参画視察の際、労働党の書記長という方が対面型(教室型)の配置は、リラックスしたコミュニケーションにはふさわしくないとおっしゃっていた事を思い出したのです。

(滝沢村前助役)

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