2005年 9月 14日 (水)
■ 〈グラフ〉大地震に備えて
県の防災ヘリによる負傷者の搬送訓練
地震災害や水害を想定した盛岡市総合防災訓練が4日、同市津志田の市立津志田小学校を主会場に開催された。防災関係機関と地元自治会など68団体、約1500人が参加して避難訓練、損壊建物からの救出、ライフラインの復旧、ヘリコプターによる救出訓練など本番さながらの訓練が行われた。
訓練は午前7時半ころ、連日の長雨で北上川をはじめ市内の河川が増水し、盛岡で震度6弱の強い地震に見舞われ、家屋の倒壊や火災の発生で多数の死傷者が発生したと想定。主会場の校庭に午前8時15分、津志田小学校の全校児童が一斉に避難した。
谷藤裕明盛岡市長を統監とした現地災害対策本部が設置され、消防車や自衛隊が出動して損壊建物から負傷者を救出。住民によるバケツリレー消火訓練、消化器を使った初期消火訓練、児童たちによる煙体験訓練などが展開された。
損壊して燃える建物の消火と負傷者の救出、災害救助犬による捜索訓練
体育館では訓練用のダミー人形をモデルに人工呼吸と心臓マッサージ、意識がないときに使われる自動体外式除細動器(AED)の扱い方など心肺そ生法を市民が学んだ。
心肺そ生法の訓練では、おばあちゃんが「お父さん大丈夫」とダミー人形に声を掛けながら心臓マッサージをしていた。災害伝言ダイヤル、ボランティア受け入れ窓口開設運営訓練なども実施された。
自衛隊と盛岡市婦人防火クラブ連合会の応急食料炊き出し訓練や上水道施設復旧、アマチュア無線活用訓練も行われた。消防車による一斉放水、川の増水を想定した土のう積み訓練などを住民らが見守った。(写真は飯岡昭一写真室長)
マスクをして煙ハウスに入っていく子供たち
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