2005年 9月 15日 (木) 

       

■ 〈経済〉いわて起業家博を 支援会社のオネットが企画

     
  いわて起業家博を開催するオネット企画の小野節子代表  
  いわて起業家博を開催するオネット企画の小野節子代表
 
  盛岡市上田の営業・企画支援会社のオネット企画(小野節子代表)が、11月4日に「いわて起業家博」を計画している。同企画初の大型イベント。「わたしたち起業家や個人事業者らは小さな規模だけど、互いに協力し合えば力を発揮できる。小さくても民間が元気にならないと地域が元気にならない」とイベント成功に向けキャリアウーマンは燃えている。

 盛岡市出身の小野さんは51歳。盛岡四高、宮城学院短大卒業後、大学の職員に。大学には3年間勤務。その後、結婚し3人の子供を育てながら外資系の化粧品会社で15年間、営業の仕事をした。

  「子供が病気でも会議を休めなかった。実績だけがものを言った。外資系の厳しさを知らされた。でも研修は充実しており徹底的に営業を仕込まれた。実績を上げればリターンも大きかった。当時としては高給料だった。今振り返ればこの15年は大変貴重な経験となった。今の仕事を支えている」と語る。

  小野さんは専業主婦としていったん家庭に戻ったが「家にいるより仕事していた方が合っている。いわて起業家大学に通えば」と夫に言われ、03年度後期の同大学に通い始めた。04年3月の終了式で行ったプレゼンテーションでは、サービスなどの利用者と提供者をつなぐオネット企画を発表。4月に正式に同企画を立ち上げた。

  起業家大学で知り合った仲間を中心に異業種交流会のオーネットの会を結成。事務局も務めた。「大学で知り合った仲間が卒業したままではもったいない。互いに発表者になり評者になるなど相互支援し合い、ネットワークを広めようと会が始まった」と経過を話す。

  現在、起業家大OBのほかIT事業者、レストラン経営者、カメラ店経営者、行政書士らメンバーは35人。定例会を開くうちに知り合ったメンバーの間で仕事をするケースも増えた。

  オネット企画のビジネスでは大学からのビデオ作成の企画協力、ワインの展示企画、法律関係のセミナー開催などをこなしてきた。「わたしのビジネスの課題は仲介手数料ビジネスが成り立つかどうか。アメリカのようにパートナー探しや情報提供が評価され、仕事となるようしたい」と言う。

  そんな小野さんが今度開催するイベントは、行政に依存しない自主企画。対象はあくまで起業家や個人事業主ら。「起業家、個人事業主らが取り組んでいる仕事やアイデアなど熱い思いを盛岡から発信したい。まったくの独自企画。経費もかかる。広告や協賛金などで経費ねん出策も必要。参加者を募るのも仕事。行政の支援ももらわない。もらっていればいつまでも自立できない。大変だけどそれでも支持してくれるメンバーがいるから頑張れる」とイベント実現に挑む。

  いわて起業家博は11月4日午前10時半から午後8時まで、盛岡グランドホテルで開かれる。起業家展示ブース発表は午前10時半から午後4時半まで(入場無料)。いわて起業家大学講師の福島正伸氏の講演会は午後5時から6時まで(受講料2千円)。午後6時から8時までは交流会(参加料4千円)。

  問い合わせ先はオネット企画(電話698−1216)。

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