2005年 10月 1日 (土) 

       

■ 〈大型店閉店〉「できれば同種のスーパーに」 建物オーナー語る

 対策会議を終えた盛岡大通商店街協同組合の吉田莞爾理事長は「これまでの動きや現状の説明を受けた。サティ盛岡南店、ダイエー盛岡店の撤退が、雇用と近隣商店に与える影響が大きいことを改めて認識した。すぐに解決できる問題ではないが、早々な対応が必要と考える」と話した。

  ダイエー盛岡店に関しては「オーナーからはまだ明確な条件は出ていなかった。数社から借りるような方向で声はあるようだ。オーナー、借り手のそれぞれの考え方や条件があるだろう。空いたままになれば中心市街地の空洞化を招く。それは何としても避けたい。盛岡まちづくり会社などを中心に対策を考える必要もあるだろう」と述べた。

  ダイエー盛岡店の入居する土地、建物を所有している岩手自動車販売の山田一夫社長は「ダイエーが継続されることを期待していたので、数社から話はあったが閉店が正式に知らされるまではと動いてこなかった。今後はどこかに入ってもらう活動を積極的に進めたい。会議でも話したが、11月までには決めたい。来春にはオープンしてもらうようにしたいと思っている」と、店舗の再利用に向けて前向きな姿勢を示した。

  ダイエー盛岡店は地下1階、地上5階で店舗面積は8587平方メートル。開業は73年で、32年が経過する。「修理したり手直しが必要な部分もある。今の時代はエレベーターの設置も必要だろう。その分の費用は当社が負担することも考える。店は大通、中央通、菜園などの地域住民や事業所の方々、商店主らに利用されてきた。顧客も多い。できれば同種のスーパーに活用してもらえばと思う。それが地元企業ならなおさらだ」と話した。

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