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9月29日オープンした酒&業務スーパー厨川店 |
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県内初の新業態、酒&業務スーパー厨川店(斉藤孝一店長)が9月29日、盛岡市厨川5の1の1にオープンした。100円を割る低価格の商品から、キロ単位の業務商品や酒類まで約3600点の食品類を並べる。開店初日から外食関係者や近隣住民でにぎわっている。
同市城西町のスーパーマーケットマルイチ(小笠原弘治社長)の経営。店舗面積は約660平方メートル。業務スーパーFC(フランチャイズ)事業などを展開する兵庫県の神戸物産(佐川観治社長)と岩手、秋田の2県でのFC展開のエリアライセンスを契約。新業態で多店舗展開を図る。
神戸物産は85年の創業。業務用食材を中心に商品企画、原材料調達、オリジナル商品の製造、配荷まで一環したSMC(サプライチェーンマネジメント)構築。流通問屋を使用せず、加工工場から直接、店舗に配荷し徹底したローコストオペレーションを行い、低価格商品を供給し、関西、首都圏を中心に9月末で351店を展開している。
同社横浜営業所の西田聡所長は「当社の沼田昭二会長が和食料理の職人の出身。和食にはこだわっており、低価格だけでなく味や品質も吟味。当社の加工工場で味を大事にした製造をしている」「味を重視しながら毎日この安さで商品を提供する。冷凍食品以外は箱ごとの陳列。店舗の無駄やロスを省く。価格帯も78円や176円など同種商品を同価格で提示して買いやすさを追求している。既存店は前年比20%増で推移している」と、店の特徴を説明する。
厨川店の食品コーナーには、冷凍野菜や魚肉類、缶詰、レトルト、調味料、低温殺菌の漬物類、中華食材など約2600点が並ぶ。酒のコーナーはタストヴァンの品ぞろえ。
西田所長は「味は関西系の薄味。業務向けに開発しており、商品を買い求めたお客が自分で味加減できるようにしてある。もちろん店は、一般のお客様を大歓迎している」と言う。
滝沢村の40代の主婦は「わたしの家は6人家族。まだ伸び盛りの子供がいる。食材は一度にたくさん買う。安いのに驚き。通常のスーパーの半分の値段の商品も多い。家計には助かる」と買い物していた。
小笠原社長は「エリアライセンスを取得するまで3年かかった。今後、伸びる新業態と考えている。オリジナルの業務商品を低価格で提供する業態は県内では初。みたけ・厨川地区には、スーパーはあるが業務スーパーはない。ほとんどぶつからない。商圏人口は5万人」と言う。
同社では酒&業務スーパーの新業態で多店舗展開を目指す。10月27日には飯岡タストヴァン店を改装し酒&業務スーパーをオープンさせる。
小笠原社長は「店長は1人でパートは5人が基本。人件費もあまりかからず、販促費も必要ない。ロス率は通常のスーパーでは4%前後だが、この業態は0・1%以下。味にもこだわり低価格。11月には館向にオープンする。岩手のほか秋田も含め月1店のペースで出店したい。5年以内には60店を開く」と、新業態の展開に力を込めている。
営業時間は午前9時から午後9時まで。当面は無休。
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