2005年 10月 5日 (水) 

       

■ 熱い鉄に焼けるひづめ 岩手競馬の装蹄師が技術を競う

     
  盛岡競馬場装蹄所で開かれた装蹄競技大会  
 
盛岡競馬場装蹄所で開かれた装蹄競技大会
 
  第16回岩手競馬装蹄(そうてい)師会装蹄競技大会(主催、同装蹄師会=櫻田省吾会長)が4日、盛岡競馬場装蹄所で開かれた。4人が筆記と実技競技に挑んだ。

  4人は岩手競馬装蹄師会の会員である認定装蹄師。装蹄師の卵を1年間訓練させる装蹄訓練センターなどから審査員3人が訪れて競技に立ち合った。

  実技競技では前後肢それぞれ一つずつ装蹄する。真っ赤に燃える1200度の炭火から取り出した蹄鉄を金敷き台に載せ、ハンマーで打ちたたいて馬の足に合うように形を修正する。金敷き台に載せてたたき上げた蹄鉄に釘孔(くぎあな)を付ける。

  選手たちは額からこぼれ落ちる汗をふきながら、焼けた蹄鉄のゆがみをハンマーで修正。熱い蹄鉄を馬の蹄底面に当てはめると、ひづめが焼けて煙が立ち上がった。

  釘を打ち付けて飛び出た部分をヤスリで削る作業に、ストップウオッチを手にした審査員から「あと30秒」と声がかかる。選手たちは必死で仕上げ作業に取り組んだ。

  競技の後、アメリカの装蹄競技を学び全国大会で優勝している及川文一さん、菅原善智さんの2人によるデモンストレーションが行われた。

  全国大会は24、25日に栃木県の宇都宮市で開かれる。櫻田装蹄師所属の白椛利也さん(33)、赤石孝一郎さん(30)が出場する。

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