2005年 10月 5日 (水)
■ 宇部捕手に大きな期待 東北楽天の広野GM代行が指名あいさつに
東北楽天ゴールデンイーグルスチーム統括本部の広野功GM代行と宇部選手
高校生対象の新人選択会議(ドラフト会議)で、宇部銀次捕手(17)を指名したプロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの米田純取締役球団代表ら4人が4日、指名あいさつのため盛岡中央高校(富沢正一校長、生徒1121人)を訪れた。富沢校長らに宇部選手の指名に至った経緯などを説明。米田球団代表は「球団として地元の高校生の指名は初めて。宇部君は期待度が高いので、これから体をつくって成長してくれれば」と期待を寄せた。富沢校長は「生徒たちに夢と希望を与えてくれたことをうれしく思う」と応じた。
懇談の後はチーム統括本部の広野功GM代行と宇部選手が記者会見に応じた。広野GM代行は、宇部選手の第一印象について「鋭い目が印象的で、勝負師の顔をしている。われわれの世界に飛び込んでも大丈夫だと思った。バッティングも素晴らしいし、脚力も強い。身体能力プラス潜在能力があると感じた」と絶賛。
「球団としてどんな選手になってほしいか」という質問に「今年の球団に足りなかったのはスピード。捕手だからといって捕るだけで動きが悪くてもいいという選手の求め方はしなかった。走攻守そろったスピード感あふれる捕手として育てたい」と抱負を語った。
宇部選手は「球団の人と実際に話してみてどういう気持ちか」という質問に「緊張します」と一言。入団については「前向きに考えている」と答えた。
「スピード感がある選手」と話した広野GM代行には「期待に応えられる選手になりたい」、「球界を代表するような選手になりたい」と決意を述べた。
チーム統括本部編成部スカウトの上岡良一さんは「今年の春先に初めて練習を見たが、ワンスイングですごいなと思った。ボールを最後まで見てきっちりと逆方向にも長い距離を打てるというのが魅力だった。ちょっとO脚でどっしりしているので、きれいな走り方にしなければと思う。守備ではキャッチングからリリースまでを速くして、コントロールも鍛えなければいけない。自分としては力のない選手は選ばない。力があって東北の選手ならなお結構。それが銀次だった。捕手として育てていきたい」と期待の大きさを示した。
今後のスケジュールについては「来月になると大学や社会人のドラフトが始まるので、今月中に契約までいければ」という。
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