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「土舘の寝させ唄」の収録に臨む古館小4年生 |
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紫波町の古館小学校(高橋セツ子校長、児童641人)で7日、NHK国際放送局による「土舘の寝させ唄」の録音が行われた。歌ったのは、約1カ月前から同曲に取り組んでいる4年生107人。今回収録された番組は、国内で聞くことはできないが、短波ラジオ(ラジオジャパン)で20日、日本語と英語以外の20言語で放送される予定。
子供たちはスタッフの前で、同曲と「虫の声」の2曲を合唱。最初は緊張した様子も見られたが、最後まで気持ちを込めて、一生懸命に歌い上げた。とり直しなく、各曲1回ずつで収録を終えた。
収録後に行われたインタビューには、代表3人が答えた。藤田大道君は「最初子守歌を聴いたときは、自分には合わないかなという感じだったけど、練習するうちに楽しくなって、好きになってきた」。二之湯俊一朗君は「だんだんみんなの心がきれいになって、優しくなれた気がした」。阿部稜子さんは「初めて歌ったときは難しかったけど、練習するうちに優しく歌えるようになった。自分に子供が生まれたときは、赤ちゃんに歌って眠らせたい」と話していた。
高橋校長は「ほとんどの子供たちは、実際に赤ちゃんをあやした経験がないが、イメージを広げて優しく人と接する子守歌の世界は、他人への思いやりの原点になると思う。各家庭や地域で受け継がれてきた子守歌には、人々の願いが込められている。それが今の子供たちに伝わるということは意義のあること」と話す。
番組のテーマは日本の子守歌。現在、国内で「子守歌を復活させよう」という動きが活発化しているという話題の中で、県の取り組みが例として紹介される。同じ日に収録された盛岡市立杜陵保育園の子守歌と合わせて流されるという。
曲は、盛岡市西部公民館が2004年に発刊した「いわての子守歌と女性たち」に収録されたもの。同館の嶋野宏典社会教育指導員が録音したものを、紫波町教育委員会事務局の岩崎雅司主任指導主事が採譜。同小からの「子守歌に取り組みたい」という意図を受けて、二つのパートで歌うように編曲した。
岩崎さんは「県の子守歌が今回、世界に紹介されるのは喜ばしいこと。今回の放送を聞いた世界の人たちには、子供たちの歌声を通して、日本に思いをはせてほしいと思う」と話していた。
同学年は14日の紫波町小学校音楽祭に参加し、同曲を披露する予定。
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