2005年 10月 12日 (水)
■ 斬新さと偉容を誇る アイーナが完成
奈良美智の現代美術作品などが展示された遊び心いっぱいのアトリウム
盛岡市の盛岡駅西口のいわて県民情報交流センター「アイーナ」が11日竣工した。地上9階地下1階。県が総事業費248億円を投じ、03年3月の着工から2年7カ月を要して完成した。新しい県立図書館をメーンに運転免許センターや国際交流など各種の拠点機能が入居する複合ビル。内装を整備して06年4月のオープンを予定している。11日は竣工(しゅんこう)式と内覧会が行われ、参加者は斬新なデザインとその偉容に目を見張った。内部は大空間の吹き抜けになっており、障害者や高齢者に配慮したユニバーサルデザインで間取りや設備を配置。国内外の有名作家の現代美術をポイントに展示している。隣接するマリオスと合わせて、西口の中核施設として期待されている。
アイーナは敷地面積9千平方メートル、建築面積7855平方メートル、延べ床面積4万5875平方メートル、高さ47・4メートル。鉄骨造一部鉄筋コンクリートで、外装は正面が緩やかにカーブしたデザイン。
竣工式で増田知事は「新しい岩手の自立、参画、創造の社会づくりに向けた県民情報交流センターとして、未来を切り開く先導的な役割を期待する。NPO、子育て推進など新しい社会ニーズに対応した施設として県民に活用されたい」とあいさつし、山口和彦地域振興部長が工事経過を報告した。
伊藤勢至県議会議長は「立地と交通アクセス性で発展する盛岡駅西口の北東北の拠点として県内外の人が集う本格的施設」、谷藤裕明盛岡市長が「多方面にわたる総合的施設として隣接するマリオスとともに発展を。06年春の開館が待たれる」と祝辞を述べた。
主な施設は運転免許センター(1階)、パスポートセンター(2階)、県立図書館・視聴覚障害者情報センター(3・4階)、国際交流センター・環境学習交流センター(5階)、NPO活動交流センターなど(6階)、県立大キャンパス・ホール(7階)など。
県立図書館は盛岡市内丸の図書館を移転して内部を整備し、来年4月1日の一部供用、5月8日の全面開館を予定している。
図書館より上階は吹き抜けで自然光を取り入れ、各フロアが俯瞰できるようになっている。エスカレーターが4段にわたり直線的に配列され、各種会議室や研修室、スタジオ、ギャラリー、約500人収容のホールなどが立体的に配列された。
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