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活動拠点「サッコラ」を開設した六等星の齋藤真也さんと理代さん |
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「一人ひとりにオーダーメードのサービスを提供したい」NPO法人・六等星(齋藤真也理事長)が、盛岡市前九年1丁目に活動拠点「サッコラ」を開設した。「幸せを呼んで来るように」と名付けられたこの建物は、元事務所兼倉庫を改装し、常居(居間)がある古民家をイメージ。障害者の地域支援サービスをはじめ、託児や学童保育などサービス提供の拠点となる。東京から盛岡市に転居し、同事業を始めた齋藤理事長(34)は「応援してくれた地域の人に恩返しをするためにも、地域にとってなくてはならない存在になりたい」と意欲を語る。11月から本格的にサービスを提供する。
「障害のあるなしにかかわらず、大人も子供も豊かな経験が生活を高めていく。地域に飛び出して盛岡の恵まれた文化・産業を活用したい」と、齋藤理事長。東京の障害者施設(通所)に10数年務めた経験を生かし、趣味や余暇時間のサポートや外出付き添い、家族緊急時の一時預かりなど柔軟なサービスを提供する。
「施設にもショートスティの枠はあったが、定員が少なかったり、個人の生活スタイルに合わせたサービスが十分にできているか不安もあった」と、NPO立ち上げの背景を語る。「必要なときに、必要なケアを」と、利用者や家族の立場に立ったサービスを目指す。
パートナーは、盛岡大短期大学部卒で保育士資格を持つ妻の理代さん(31)。東京出身だが、齋藤さんと一緒に今年2月に本県に転居。東京で生活支援サービスの仕事を経験しており、ゆかりの地でともに事業を立ち上げた。
「サッコラ」は、地域の子供や大人が気軽に集える活動拠点。車いすでも入れる「お茶の間」を中央に、遊び処、お休み処など4室を開放。入浴や宿泊も可能。放課後児童クラブを独自に開設したばかりだが、近い将来の学童クラブ開設を目指している。
六等星は、損保ジャパン記念財団(平野浩志理事長)の05年度NPO法人設立資金の助成(本県から2団体)を受け、9月に認証を受けた。
サービスの柱は、障害者を対象にした地域支援サービス「チンプイ」と障害児を含めた放課後・休校日の児童を受け入れる「さっこらくらぶ」。地域支援サービスは、買い物やコンサート・映画鑑賞などの付き添いをはじめ、「手焼きせんべい体験などもしてみたい」と、地場産業の活用にも積極的だ。
理代さんも「利用者の方々と話し合いながら、新たなサービスも創造していきたい」と意欲。活動を手伝ってくれるボランティアも募集中で、学生など幅広く募っている。
福島県相馬市出身の齋藤さんは「盛岡市の規模なら、顔の見えるサービスの提供にちょうどいいと思った。豊かな自然や文化、市民の人柄の良さにも感動した」と話す。同事業を通して「地域資源の掘り起こしにもなれば」と思いを語った。
今後は児童デイサービスなど公的制度も利用しながら、利用者の金銭的負担の軽減を図っていきたいという。
サービスの内容、料金などの問い合わせは、六等星(電話646−7999)まで。
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