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村井資さんの陶芸作品
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一戸町の村井資(もと)さんの個展「74指令」が5日まで、盛岡市菜園1丁目のスタヂオロジコで開かれている。陶芸のオブジェ作品約60点が展示されている。
作品はすべて人の顔になっている。とげとげの体に大きく開かれた口。舌を垂らしたものから、リアルな歯を並べたものまで多彩。表面に付けたとげは「ストレスやネガティブなもの、自分の内面のどろどろした部分を吐き出す感じ」を表現。
村井さん自身「グロテスクな感じ」を盛り込んだという作品群だが、上を向いて精いっぱい口を開けている姿は、親鳥に餌をねだるひなのようなかわいらしさも感じさせる。
テーマは一貫して「生き物のような感じ」。陶芸を始めた当初は、つぼなどを作っていたが、その肌面に自然に目や口を作ってしまったという。今展には、余った粘土を丸めた表面に、笑った人の顔を描いた作品も出展。同町のカナンの園奥中山学園に指導員として勤務する村井さん。子供たちの笑顔が、作品の中に反映されているのかもしれないとも思う。
興味があるのは、粘土で形を作るところだけ。上薬の選択から焼成まではすべて人に頼んでいる。今展は、3回目の個展になるが、陶芸作品だけを展示したのは初めて。「自分のやっていることが見えてきた。これからも、この方向で作品を作り続けたい」と決意を新たにした。
午後0時から同6時(最終日は同5時)まで。祝日は休み。同市菜園1丁目11の19ストリームビル地下1階。問い合わせはギャラリーラヴィ(電話番号は019−653−0431)まで。
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