| |
|
|
| |
 |
|
| |
村田とも子さんと作品「詩画04“One day”」(作品右)
|
|
盛岡市黒石野の村田とも子さん(53)の個展が、盛岡市上ノ橋町のギャラリー彩園子で5日まで開かれている。「詩画2001−2005」のタイトルで、この数年に制作した油彩16点を展示。4年ぶりの個展となる。「期間を置いたことで全体を俯瞰(ふかん)でき、自分にとって散文詩的な作品を描くことができた。詩画集風に見てもらえればうれしい」と話す。
展示作品は100号から小品まで。画面に描かれているのは、セピアの背景に浮かぶ子供たちのシルエット、人の手を経た積み木や玩具、使い込まれた机にいす…見る人の記憶とリンクするものもある。
「以前は人物を多く登場させていたが、人より物が語るものの大きさを感じるようになった」と村田さん。
「詩画04“One day”」(100号)は、セピアの世界に見え隠れする子供たちの輪郭やあいまいな表情に引き込まれる。それとは対照的にカラフルな色彩で描かれたブランコは、形を崩しながらもバランスを保とうとしている。
子供やその周辺の物をモチーフにすることについて「自分の子供時代が幸せだったからでしょうか。いろいろなことを想像できた時代」と村田さん。
「言葉で伝える代わりの道具としてモチーフがある。散文のように描いてきたが、まとめて見てみると共通のモチーフがどこかにあり、つながりのようなものを改めて感じる」と個展の成果を語った。
|