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先週にひきつづき、「うんち」でご機嫌をうかがいます。
土中からひょっこり顔を出したモグラ君の頭上に、思わぬ「落とし物」!
ご覧の通り怒髪天、のモグラ君、この失敬な犯人を捜すべく、「証拠物件」を載いたまま、聞き込みに奔走することに。彼は作中「視力が悪い」とのことでメガネをかけているのですが、なんとなくインテリ風、その上に配されたうんちはまるで音楽室の肖像画にあしらわれたカツラのごとく、彼が怒れば怒るほど、こっけいな小道具としてその効果を発揮しています。
さてモグラ君、ハト、ウマ、ウサギ、ヤギ…と、行き会う動物たちに対し尋問をするのですが、その度に反証とばかりに見舞われるうんち各種。たとえば「ゴロン ゴロン! こむぎいろの あめだまが いっぱい くさの うえに おちてきました」といった具合。そして動物変わればクソ変わる、失礼、さまざまな色、形、そして排せつのスタイルまでがきちんと描き分けられていて、ただただウンチネタで一方的に笑いをトルだけではない、奥行きのある作品に仕上がっているんです。…犯人はいったい!?
【今週の絵本】『うんちしたのはだれよ!』W・ホルツヴァルト/文、W・エールブルッフ/絵、関口裕昭/訳、偕成社/刊、1365円(税込み)5歳〜(1989年)
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