2005年 11月 3日 (木) 

       

■ 〈風まかせ〉133 佐々木康宏 SL奥州号に乗る(その3)

     
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 SLを見ようとするギャラリーはホームだけではなく、沿線のいたるところに見受けられる。SLは列車の中でも別格だ。人々から広く注目を集める存在のようだ。

  今回は一ノ関を起点に盛岡まで往復する運用なので、SLの運転台の窓の下にある機関区の札は「関」と入っている。車内は老若男女で満席である。親子連れ、カップル、グループ客ら幅広い年齢層の乗客である。車内販売のNRE(日本レストランエンタプライズ)のワゴンにも次々声が掛かり、飛ぶように売れていたようだ。

  記念品に愛称名の入ったサボ(=サイドボードの略、行き先や愛称名を表示した板のこと)があったので購入する。停車時間を利用して北上では沢内のさんさ踊り、水沢では七福神が出迎えてくれた。乗車証明のカードと希望者に運転時刻のコピーが配られ、これはいい記念になる。窓を開けて乗っていたら案の定シンダー(すす)で鼻や耳は黒くなっていた。

  (佐々木康宏)


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