2005年 11月 4日 (金) 

       

■ 郷土はわが誇り 盛岡市市勢振興功労者を表彰

     
   
 
感謝状を受け取る前市消防団長の石川清藏さん
 

 盛岡市勢振興功労者表彰式が3日、同市の中央公民館で開かれた。市勢振興特別功労者に選ばれたグラフィックデザイナーの中村誠さん(79)と市勢振興功労者に選ばれた前市消防団長の石川清藏さん(75)、盛岡商工会議所会頭の齋藤育夫さん(75)、盛岡交通安全協会会長の千葉正さん(72)、前盛岡市民福祉バンク会長の馬場勝彦さん(故人・享年63)に谷藤裕明市長が感謝状と記念品を贈った。

 式には市の幹部職員や議員ら約150人が出席。谷藤市長は「盛岡市民にとって最高の栄誉。長年にわたる多大な業績に敬意を表する。市勢発展のため引き続きご指導を賜りたい」とあいさつし、功績をたたえた。

  特別功労者は盛岡出身の県外在住者を対象とし、中村さんが歴代3人目の受賞。中村さんは「盛岡を誇りとしてデザインの仕事に取り組んできた。盛岡市民として表彰していただいたことが何よりうれしい」とあいさつ。戦地から生還し、戻らなかった多くの先輩や仲間のためにも、盛岡人として立派にデザインの仕事を成し遂げよう、デザインならアメリカに負けないと誓った思い出を披露した。

  千葉さんは恩師でもあった故・工藤巌前知事との親交や東北新幹線の盛岡乗り入れ当時のエピソードを交えて、交通安全や市勢発展への願いを熱弁。「安」の字を手製のプレートで示して「この字のごとく、家庭で女がますます強くならなければ交通安全は全うできない」と力を込めた。

  故人の馬場さんに代わり、感謝状を受け取った妻の洋子さんは、社会福祉に情熱を注いだ馬場さんの生き様を振り返り「たくさんの仲間と盛岡の温かい土壌があってこそ、彼の自由奔放で独創的な発想が受け入れられた。その夢、理想が永遠として生き続けることを信じて止まない」と話した。


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