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「フルートとピアノによるトークコンサート」 |
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滝沢村の盛岡農業高校(及川孝校長、生徒660人)で7日、収穫感謝祭スペシャルイベント「フルートとピアノによるトークコンサート」が開かれた。東京在住のフルート奏者、中野久美子さんとピアニストの中村直樹さんを招いて、17曲を披露した。全校生徒と保護者ら約700人が聴き入った。
コンサートを発案したのは、先月4点の油彩を同校に寄贈した同窓生の画家、小山田紘一さん。「母校の生徒たちに、本格的なクラシックを聴かせたい」という小山田さんの希望を受けて、20年来の友人の中野さんが快く引き受けた。
第1部は「ソナタ『パンの笛』OP・15」(J・ムーケ作曲)などクラシックの名曲が中心。第2部は「この道」などの日本の唱歌や映画音楽、歌謡曲まで幅広く演奏。中野さんの分かりやすい解説も、生徒たちを楽しませた。
中野さんが下見のために、同校を初めて訪れたのは今年の夏。そのときに、美術室で楽しそうに雲を描く女子生徒に出会ったという。帰り道、車窓に広がる夕焼け雲の美しさに感動。
「雲や自然の姿は一つひとつ違う形をしているから美しい。人間も同じ。一人ひとりが宝を授けられている。わたしはその宝を見つけることができて、大事に育てている。皆さんも一生をかけて、自分の進むべき道を見つけてほしい。唯一無二のいとおしい存在として自分で自分を抱き締めながら、夢をはぐくんでほしい」と呼び掛けた。
生徒を代表して農業クラブ会長の山田智珠さん(3年)が「なじみのある曲もあったので、親しみを持って聴くことができた。普段触れる機会のない本格的な音楽からは得るものが多く、貴重な体験になった」と感謝の気持ちを述べた。
コンサートの後は、同校でつくった農畜産物による芋の子汁などの昼食がふるまわれ、全校で収穫を祝った。
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