矢巾町合併50周年記念式典(町主催)は9日、田園ホールで開かれ、盛岡地域の各市町村長、議会議長、国会議員、友好都市の米国ミシガン州フリモント町のジェームズ・リンバーグ町長をはじめ各界関係者500人余りが出席。町勢功労者表彰、不来方高校音楽部による記念演奏会などが盛大に行われた。役場庁舎前には記念碑が建立された。
式典で川村光朗町長があいさつした。「本町は昭和30年3月1日に徳田、煙山、不動の3カ村が合併し、人口1万3832人の矢巾村が誕生し50周年の節目の年を迎えた。昭和41年5月に町制を施行、51年に町民憲章を制定し、県都盛岡市の南隣の町として伝統を受け継ぎながら多くの成果と目覚ましい町勢発展を遂げ人口も年々増加している」と振り返った。
その上で「今後、土地区画整理事業の促進や岩手医大移転などを重要課題に適切に対応するため50年の歩みを振り返るとともに、先人先輩の歩みを生かし、大きく輝く未来に向かい飛躍するとともに歴史の重さを新たな力とし、町民の方々と力を合わせ新しいふるさと矢巾を念頭に、生き生きとした元気のある町づくりに積極的に取り組んでまいりたい」と決意を述べた。
町勢功労者として民謡歌手の漆原栄美子さんら3人を表彰。特別功労として不来方高校音楽部、個人2人、自治功労として歴代首長、議長、副議長、助役、収入役、教育長に故人を含めた35人に感謝状を贈った。
達増拓也衆院議員、民部田幾夫岩手町長、藤原孝紫波町長らが祝辞を述べた。
友好都市のフリモント町から式典に合わせて4人が来町。式典出席者にジェームズ町長のメッセージが配布された。「10年前わたしたちは友好都市を締結したことで、両町民が互いの文化のさまざまな側面を見聞し、分かち合う機会を提供してまいりました。交流を通して互いの違いを深く理解し、世界的視野で互いの地域をより身近に感じるようになりました。お祝いとしてフリモント町の画家ジェーン・ストロスキンさんの絵画を贈呈したい。“四月の残雪−フリモント湖”という題名のこの絵は、わたしたちの地域にある美しい自然を表している。世代を越えて続く友情の橋を築いていきたいという、わたしたちの希望を承知していただきたい」と町の歩みをたたえた。
このあと不来方高校音楽部が矢巾町民歌、ア・カペラ、コーラスなどを披露した。ロビーでは1955年から現在までの写真が展示され、来場者たちは矢巾町の発展の様子を振り返っていた。
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