2005年 11月 11日 (金) 

       

■ 雫石町の民宿で「赤のどぶろく」が完成 古代米を原料に

     
  色の異なる3種類のどぶろく。左から赤米製「赤の雫」、紫黒米製「赤の雫」、「白の雫」  
  色の異なる3種類のどぶろく。左から赤米製「赤の雫」、紫黒米製「赤の雫」、「白の雫」  

 めでたい紅白のどぶろくいかが?通称「どぶろく特区」で濁酒の製造許可を得た雫石町長山早坂の民宿坂井荘(坂井久榮代表)は9日、古代米製の淡い赤紫色どぶろく「赤の雫」をお披露目した。12日の新生雫石町50周年記念式典に合わせて完成させた。
 
 赤の雫は淡い赤紫の色で、香り、口当たりが柔らかく、ほどよい酸味がある。900ミリリットル入り2千円で、年間生産は同換算で400本を予定。坂井荘は宿泊客に振る舞うだけでなく、保健所の許可で販売もしている。

  原料は古代米「紫黒米(しこくまい)」を使用。紫黒米を生産する紫波町内から種をもらい坂井代表が今年初めて面積5アールで栽培した。精米すると色が落ちて白米になってしまうため、「企業秘密」という独自の製法で色合いを残す工夫をした。

  坂井荘は今年4月末に自ら生産した町産米で「白の雫」を製造。祝いの席などに提供できるよう紅白のどぶろく製造を考えていた。約半年後に紅白出そろった。既に結婚式で購入希望も出ている。

  価格は栽培面積の規模や製造コストを考え、白の雫の900ミリリットル入り1400円より幾分高めに設定された。同時に新潟から種を持ち込んで生産した通称「赤米」製のどぶろくも発表。色は紫黒米に比べて人の肌のような乳白色で、2種類の赤の雫がそろっている。

  坂井代表は同日雫石町役場を訪れ、中屋敷十町長ら町職員に赤の雫の試飲を勧め、白の雫とともに3種類の味を飲み比べてもらった。紫黒米製は「飲みやすい」、赤米製は「これは『どんべ』(どぶろくの意)」などと感想が聞かれた。

  中屋敷町長は「大変上出来。非常にうまく仕込まれ、古代米の赤の雫は特に甘みがある。女性に人気になるのではないか。今後もいいどぶろくを造ってほしい。記念式典でもPRしたい」と激励した。
  購入の問い合わせは電話019−693−2945へ。
 

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