2005年 12月 2日 (金) 

       

■ 〈白き神々の座へ〉1 矢羽々文一郎 プロローグ

 岩手県山岳協会参与会の創立25周年記念の『ゆとりのヒマラヤ・トレッキング』で“白き神々の座”を久方ぶりで訪れました。

  ネパール王国の首都・カトマンズからは、世界最高峰・エベレスト方面と人類初の8千メートル峰登頂・アンナプルナ方面の二つのグループに分かれ聖なるヒマラヤへと向かいました。

  アンナプルナ・グル−プは小型飛行機をチャーターし、チベット国境稜線(りょうせん)に東西250キロにわたり展開する世界の尾根・ネパ−ル・ヒマラヤを天空から訪れてのスタ−トでした。

  機上から数時間の雄大な展望を満喫した後、世界有数の山岳景勝都市・ポカラに着陸し、神秘の湖上に映えるヒマラヤの山並みに再び感動を深くしました。

  翌日からは忠実なシェルパのサポートにより、朝な夕なに「白き神々の座」にぬかずき、ヒマラヤの懐に抱かれて、心豊かに暮らす里人たちに接し、稔(みの)りの秋の生業(なりわい)を垣間見て、祭りや市場での和やかな情緒を味わいながらの2週間のトレッキングでした。

  古き良き時代の暮らしを彷彿(ほうふつ)させ、ロマンと現実の交差する大自然の生活や山旅の情緒、人と動物との共生社会などを写真を主体にして紹介したいと思います。(岩手県山岳協会参与会長)


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