2005年 12月 2日 (金) 

       

■ 〈手芸〉家路に急ぐ子供たち 小林京子さんが革人形展

     
  小林京子さんの革人形「帰り道」  
 
小林京子さんの革人形「帰り道」
 
  八幡平市大更の小林京子さんの「革人形&革あそび展」が、盛岡市大通のさわや書店3階ギャラリー&アースワーク・エムで4日まで開かれている。髪の毛まですべて革で作られた人形は、自然なあめ色が穏やかな雰囲気。来場者の心を和ませている。

  展示されているのは、革人形3点とバッグ、キーホルダーなどの小物15点。人形は、小林さんが人形作家の本波秀夫さんの作品にみせられ、10年ほど前から取り組んでいるもの。新世紀人形展、日本革工芸展など公募展での入選作品も展示された。

  「帰り道」(02年・第21回日本革工芸展入選)は、コートに帽子の冬の装いの子供たちが、仲良く家路に就く様子を表現した。

  作品はすべて革で作られたもの。別の作品で女の子が着ているカーディガンも革を細く切って編んだ。子供たちの穏やかな表情も、水に浸した革が乾かないうちに、しわが寄らないよう慎重に張って仕上げた。

  小林さんは「師の本波さんに指導されたのは、見る人の気持ちによって表情を変える人形。悲しいときは励ましてくれるような、うれしいときは良かったねと言ってくれるような。制作は難しいが、人形とはそういうものかもしれない」と話していた。

  同ギャラリーへの問い合わせは、北政雄さん(電話651−2606)まで。


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