2005年 12月 4日 (日) 

       

■ 〈岩手高原スノーパーク2年目の挑戦〉4 若者のハートをつかめ

     
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   岩手高原での放送について話す小田さん、藤澤さん、上野さん(左から=11月17日夜、盛岡市大通3丁目の「Rocker・room」で)  
  岩手高原にとって平日の利用客確保は経営安定に欠かせない。カルガリー・ゲレンデがSAJ公認コースの認可を受け、来年2月の全日本学生B級アルペン大会を誘致した。同時に平日もフリーな学生ら若者層を呼び込む工夫も行う。キーワードは音楽とファッションだ。

  ゲレンデの見渡せる3階ラウンジ内に特設スタジオが設置される。ラヂオもりおか(盛岡市中ノ橋通1丁目)とオープンから2月まで契約を結んだ。同局のパーソナリティーが交代で毎週土日、祝日、午前と午後各1回90分場内向け放送をする。

  期間限定だが同局2軒目のサテライトスタジオ。月1回岩手高原と関連させた特別番組を流す考えもある。

  放送部長付の吉田広宇さん(31)は「コラボレーションすることはプラス」と話す。「聞いている人の顔が見えるのはラジオと違い、目に見える反応がある。パーソナリティーも楽しみにしている」。

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  平日もスタジオを活用する。岩手高原は盛岡市内のクラブでDJやラッパーをしているスキーヤー、スノーボーダーに声を掛けた。ボランティアで場内放送してもらうためだ。若者層誘客の起爆剤として期待を込める。

  同市大通の衣料雑貨セレクト・ショップ「Rocker・room」代表小田耕世さん(29)=MCコーセー=は「音楽とスポーツとファッションは共通のもの。面白いものを提供したい。スキー場で聞きましたと店やクラブに来てくれる人もいると思う」と期待する。

  同じくICI石井スポーツ盛岡大通店店員上野裕樹さん(29)=DJヒロキ=は「昼でも夜でも、スキー場でも変わらない。体を動かすことと音楽は同じ。スキー場からまちに降りてきたら、店に遊びに来てくれれば」と話し、「とにかく楽しみたい」という。

  同市盛岡駅前通のムラサキスポーツ・フェザン盛岡店スポーツテクニカルアドバイザー藤澤聡さん(31)=DJアキラ=は「スノーボードは五感でいえば目で見て、肌で感じて。音楽も加われば耳で感じることもできる。同じ思いの人に集まってほしい」と、本番を待ちわびている。

  小赤沢康弘さん(34)=DJクツコ=は雫石町西安庭を拠点にTシャツのデザインなどを手掛ける「ミュー・グラフィックス」代表。高校時代にクラブでDJデビューし、進学先の東京でもDJをした。語学留学を経て帰郷後、月1回盛岡市内のイベントに参加している。

  中学1年から高校3年までスキーの県強化指定選手だった。現在はスノーボードを楽しむ。「音楽は結構大事。気持ちが高まると技術も上がる。こういう曲をかけてほしいと思っていた。同じ思いの人のために曲をかけスキルアップ、楽しんで滑ってもらえたら」。

(大崎真士記者)

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