第6回盛岡市博物館施設整備基本計画策定委員会(委員長・鈴木一義国立科学博物館主任研究官)は11月30日、盛岡市中ノ橋通のプラザおでってで開かれた。
基本計画策定を請け負ったコンサルが基本計画検討案を示した。基本コンセプトは「盛岡、城と城下町ミュージアム」。盛岡城跡である岩手公園を含めた博物館施設を示した。
施設計画として現県立図書館の約3500平方メートルのほかに、左右にそれぞれ増築して約5千平方メートルの延べ床面積を確保する案になっている。建物自体を文化財ととらえ、形状をできるだけそのまま生かすことを強調した。
展示では常設展示室、常設総合展示室、企画展示室、常設テーマ展示室に分けた展示スペースを設ける。常設展示室では南部家の歴史などを中心に。常設総合展示室では盛岡城築城以降を取り上げた展示などを扱う。
目的・機能としては▽記憶を継承する博物館▽中心市街地活性化に貢献する博物館▽伝統を踏まえ次世代に受け継ぐ博物館▽地域文化の原動力となり市民とともに成長する博物館−とする。
意見交換で鈴木委員長が「外部の人たちの意見も入れるなど新しい評価システムの体制も検討してほしい」と要望。久慈次男盛岡市文化財保護審議会委員からは「現在の図書館の管理地内で完結するのか。全体像を見るともう少し範囲を広げてもいいのでは」と施設・収蔵庫の狭さを指摘する声もあった。
市では、意見を集約したうえで今後は新たな組織を設けてさらなる具体化に努める。
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