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古川仁さんのインスタレーション作品 |
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福島市在住の古川仁さんの個展が3日まで、盛岡市上ノ橋町のギャラリー彩園子Uで開かれた。個展としては7、8年ぶり、盛岡市内では初めて。会場全体を使ったインスタレーション作品が展示された。
床面には青いビニールシートが広げられ、丸みを帯びた木材を各所に配置。中央に斜めに置かれた木材の上に、全体に生糸を巻き付けた木材を重ねた。生糸の上には全体的にアクリル系の黒い塗料を垂らしている。
10年前、アウシュビッツ強制収容所を訪れたときに、木に糸を巻き付けた人形が展示されているのを見た。その印象が頭にあったという。
それぞれの木材は人の体、巻き付けた生糸は、洋服や毛布などを象徴するが、反戦のメッセージを込めているわけではない。白いきれいな糸の上に垂らされた黒い塗料は、窒息しそうな重苦しい状態を表現。自分の中にあるネガティブな部分を形にした。
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